Vmaxとの出会い
2006/05/28

序文
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青い大陸四国
■自分が乗るバイクが無くなってからちょうど一年半ぐらいになるかな。今回、友人から譲り受けたバイクはV-maxでした。
このバイクは発売当時も現在も、強烈な個性を持ったバイクで存在感のあるバイクだった。今でも、強い思い入れを持ったライダーが、このバイクに乗っている。

私もこのバイク一度は乗ってみたいと思っていた。
■5月も終わり近くになって、バイクの保管場所が分かったので、早速にも見てみたくなって訪ねていった。

そこは、鳴門市の大谷焼きの近く、大谷川ホタルの入り口にあった。
■看板も出ていない、この志摩モータースさんを訪ねていくと電話を入れてあったので、すぐにV-maxの横にあったバイクや荷物を移動してくれて、4年間ここで、ひっそりと保管されていたバイクに、やっと引き取り手が面会にやってきたのである。
『もう一度、風になって走りたい!』と訴えてきたり・・・。そんなことはありませんでした。(笑)

前オーナーが海のすぐ前に住んでいたので、潮風にさらされて、アルミの部分も鉄の部分も、酷く錆びて白く・赤く粉をふいていた。
そんなバイクが、どこか恥ずかしそうで、いろいろと観察する私に視線を合わせられないでいる、そんな気がしました。

V-maxは、一度は乗ってみたいと思っていたバイク。そんな気持ちがなかったら、この時点でお断りをしていたかもしれない。
それほど、このバイクは、艶と輝きをなくしていました。
2006/05/28
■この日で志摩モータースへの訪問は、3度目になる。この日から志摩モータースの名前を掲載することに了解を貰った。
2度目に訪問したときに、自分の管理する「青い大陸四国」のサイトを説明して、見てもらってから「志摩モータース」掲載の了解を
貰うことになっていた。
仙人のモータース屋
■バイクを譲ってもらうことが決まった時から、このバイクを見たときも、いったいこのバイクをどこで治したらいいのか(自宅に保管して? どこのバイク屋へ頼む?)悩んでいましたが、実は、初日ここのオヤジと話した時から、私はこのオヤジが気に入っていたのだ。

 それで、2度目の訪問の時に厚かましいお願いを申し込んだ。
「今は、すぐに修理するお金が無いので、志摩モータースさんで、少しずつ治していくから、このまま預かってもらいながら修理してもらえないでしょうか。」
「・・・もう、4年預かったんやから、預かりついでに・・・いいですよ。」
『やった〜! やっぱり、ここのおやじは・・・私が見込んだとおりに・・・商売は下手くそで、人がいいぞ。』
■島さんにしてみれば、私の第一印象は、お世辞にも良くなかったと思います。
「この部分の修理には、どれくらい費用がかかりますか?」「これは、修理にどれくらいかかりますか?」とにかく、痛んでいるところばかりなので、見るとこ・見るとこが『なんぼかかるねん?』状態・・・。
 修理代の金額ばかりを聞くし、安く治す方法ばかり聞いてくる、【有り難くない客】なのであるが、質問のひとつひとつに、相談にのってもらえた。

 自分ぐらいの年齢になれば、「お金はいくらかかってもいいから修理してください。」なんて、言ってみたいぞ。
■5月は、長女の修学旅行に6万と小遣いに1万取られて、6月7日は、長男の誕生日に小さくなったマウンテンバイクを買い換える約束をしている。ハァ!

6月1日に、島さんにキャブレターのオーバーホールをはじめてもらうことにした。まずはエンジンをかけてみようということだ。
ブレーキ周りもオーバーホールを進めてもらう。

 霞を喰って生活しているおやじは、貧乏ライダーが復帰するために破格の工賃で協力してもらえることになった。
『ほんとに、困っているのなら、やってあげる。』そんなおやじのハートに火をつけて・・・・。
『しめしめ、私の思うつぼ状態。』 『越後谷、おぬしも悪よのぉう。』
■本題から内容が大きく逸れましたが、要するに、お金のない素人リターン・ライダーに付きまとわれたら、どうしよう・・・と思って困っていた島さんが、「青い大陸四国」を見てくれて、まあまあ走り込んでるライダー、と分かってくれて【島モータース】を掲載することに了解してくれたのだ。
大谷焼のところにあるキョーエイの交差点を北に少し走ると大谷川の向こう側に見えてくる。
志摩モータース 088-689-1770
序文